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川湊石巻の景観・歴史・文化の薫るまちづくりを推進する団体です。

設立趣旨

私達石巻市民は3月11日の大地震と大津波で多くの尊い命、様々な形あるものを失いました。
市民憲章にあるように、海と川の恩恵を受け感謝し、幾百年の時を重ね、知恵と絆で人々が営々と築き上げてきた行為そのこと自体が「いしのまき」であると思えます。
物や形を失っても、私たち市民がこの地に生まれ暮らしていくことに、誇りを持ち続けることこそが未来への道だと信じます。
海と川の交流地として恵まれた地形を持ち、先人達の営みで築かれてきた中心市街地は、過去にも自然の猛威である、洪水や津波を何度も乗り越えて来ました。今回の千年に一度と言われる大津波では、これまでにない甚大な被害を蒙りましたが、それでもスプロール化で拓けた沿岸エリアに比べ、水辺にありながらも被害が比較的少なかったことも事実であります。先人達は日々の生活と天災の中で、比較的安全な場所に住み、街を形成してきたと言えるのではないでしょうか。
その知恵と地形を活かし後世に伝え残すべく、災害に強く防災意識の高い安全安心な街を構築することは、私たちの使命であると感じます。
人口増加と経済成長、大量消費そしてモータリゼーションの進展と共に、全国・全世界でおきてきた市街地のスプロール化は、石巻においてもエリアとして5倍以上となり、一方で中心市街地の空洞化をもたらしました。人口構成は急激な少子高齢化が進み、1950年代並みの生産年齢人口へと向かっており、日本経済は成長期から成熟期をむかえました。需要供給のミスマッチ、都市としてのアンバランスが顕在化してきた時代と言えます。
こうした大変厳しい環境下、被災が追い打ちを掛けることとなりましたが、超高齢化と人口流出が進む石巻において既成市街地を再編し、「住」「商」「遊」など様々な機能が集積した住みやすく賑わいのある街、石巻らしいコンパクトシティとして再生する必要があります。
今、この困難な時だからこそ中心市街地の関係者が利害を調整・団結し、被災で住居を失った多くの方たちを迎え入れるべく、安全と住み良さを兼ね合わせた街を創る為、多くの方々と議論を重ね、中心市街地への居住を推進していきたいと考えます。
川湊である石巻の中心市街地は、多くの住民と来街者の交流があり、笑顔や汗、エネルギーが集い地元に残る文化を表現し、体感して歴史として伝えてきた場所であることは間違いありません。
どの町にも等しく存在する郊外大型店で形成される街ではなく、水の恩恵を受け歴史ある水辺の街、石巻らしい暮らしを感じられる街こそが、「石巻の顔」と呼べるのではないでしょうか。
甚大な被害の中ではありますが、決して行政の方だけに頼るのではなく、自らも汗を流し、より良い街を作るべく共に努力して行く決意を持って、「コンパクトシティいしのまき・街なか創生協議会」の発足を提案いたします。


発起人代表  西條允敏 (街づくりまんぼう)
後藤宗徳 (石巻観光協会)
阿部紀代子(まちなか復興会議)
姥浦道生 (東北大学 准教授)
西郷真理子(都市計画家)
尾形和昭 (街並み連絡会準備会・事務局)

コンパクトシティいしのまき・
街なか創生協議会

〒986-0822
宮城県石巻市中央二丁目8-2ホシノボックスピア2F

TEL:0225-25-5169
FAX:0225-25-5179
E-mail:ishinomaki.machi@gmail.com